404 Not Found

予定は未定。

エルデンリング トロコンしました。

昨日、エルデンリングのトロコンを終えた。

ここではクリア報告を兼ねて、その感想を述べる。

 

 

 

 

1.感想

1.1.ゲームシステムについて

f:id:Glanz020:20220323130232p:plain

実績は全部で42種類

総プレイ時間は約75時間だった。

エルデンリングは、ダークソウル3とは違って一周すればトロコンできた。

正確には、僕はバックアップを使って3種類のエンディングのトロフィーを獲得したから、正しい方法でトロコンしようとすると3周する必要がある。

それでも、すべての魔術・祈祷・タリスマンとかを集める必要はなくて、「伝説の」魔術とか武器とかタリスマンを集めるだけでトロコンできたから、負担が減ってよかったと思う。

ダクソ3にはトロコンまでに3周して80時間かかったから、エルデンリングはそれまでのフロムゲーに比べてかなりボリュームがあったように思う。

特に、新しくオープンワールドのフィールドを採用したことによって探索の楽しさも追加されていて、しっかりとやりこめば300時間は余裕で遊べると思う。

ただ、ゲームのアクション要素はほとんどダクソ3と変わらなかった。

強いて言うなら、馬に乗ることができるようになったことと、ボス戦で遺灰を使って2vs1の状況を作りだせるようになったことぐらい。

f:id:Glanz020:20220323140135p:plain

馬 (角が生えているから馬ではないのかもしれない)

騎乗での戦いはそれなりに新鮮で楽しかったけど、基本的には普通に降りて戦ったほうが強かった。

だから騎馬は主にフィールドの探索に使った。

馬に乗るとかなり速度が出て、移動をストレスに感じなかったからよかったと思う。

 

1.2.グラフィックについて

グラフィックに関してはダクソ3よりも若干良くなったように感じた。

でも僕の使っているモニターがFHDだから、そもそもそんなにグラフィックについて語ることが間違っているような気もする。

それでも要求スペックはかなり高いから、グラフィックはそれなりにいいのだと思う。

f:id:Glanz020:20220323141426p:plain

グラフィックはそれなり(素性は侍)

 

1.3.ボスについて

ボスに関しては、いつものフロムゲー通り楽しいボスとクソボスがいた。

マレニアとか、マルギットとかはとても楽しかった。

今作は血の斬撃(というか出血)が強すぎて、これをタイミングよく撃つだけでマルギットには勝てた。

ネット上では霜踏みが最強と言われているけど、正直なところ今作は基本的に戦技はどれも壊れていると思う。

個人的には、その壊れ戦技の中でも猟犬のステップがかなり強いと思った。

これを使ってマレニアをLv86で倒せたから見てみてほしい。

 

 

クソだと思ったボスは、主にデカくて硬いタイプのボスだった。

特に、降る星の獣とかエルデの獣は理不尽な攻撃に対して逃げ回るだけで、まったく爽快感がなかった。

さらに言えば、降る星の獣はボスまでの道中が長すぎだし、エルデの獣は回避不可ホーミング弾と薙ぎ払い攻撃のコンボは凶悪すぎて、はっきりいって終わってると思う。

正直、フロムは難易度の調整を完全に失敗してると思った。

 

今思えば、SEKIROの弦一郎とか一心の難易度は完璧だったよう感じる。

もちろんSEKIROにも火牛とか獅子猿2匹とか、明らかにつまらないボスもいたけど、それでもクリアした時の爽快感は間違いなくSEKIROのほうがエルデンリングを上回っていると思う。

 

エルデンリングはガードカウンターがあるから、理不尽な攻撃には盾を使うべきかもしれない。

僕がそれをしなかったのは、使っている箱コンがダークソウル3とCODE VEINでの酷使に耐えかねてR1の反応が悪くなってしまい、苦肉の策としてL1だけで使える二刀流にしたからだ。

もし僕が盾を使っていたら、このエルデンリングの評価も変わっていたかもしれない。

 

1.4.ストーリーについて

ゲームのシステムについてはボロクソに言ったけど、エルデンリングのストーリーに関してはとても面白かった。

フロムゲーは基本的には多くは語らずに、プレイヤーに解釈を委ねる部分が多い。

そして今作も同様に、一回クリアしただけではあまり理解できないような部分が多かったから、個人的にいろいろ調べて、ストーリについて理解を深めた。

一応、トロフィーのためにエンディングはすべて回収した。

 

個人的には金仮面卿のエンディングが一番好きだった。

金仮面卿はアルター高原の橋の先にいる、被り物をした褪せ人。

f:id:Glanz020:20220323143004j:plain

金仮面卿

金仮面卿のイベントを完遂すると、エンディング分岐アイテムの『完全律の修復ルーン』がもらえる。

金仮面卿が見出したルーン
エルデの王が、壊れかけのエルデンリングを掲げる時
その修復に使用できる

それは、黄金律を完全にせんとする
超越的視座のルーンである

現黄金律の不完全は、即ち視座の揺らぎであった
人のごとき、心持つ神など不要であり
律の瑕疵であったのだ

『エルデンリング』完全律の修復ルーンより引用

 

f:id:Glanz020:20220323143231p:plain

律の時代END(翁面外せばよかった…)

神でさえ完全なものにできなかった黄金律を、一人の無力な褪せ人である金仮面卿が完全なものにする展開がとても好き。

百智卿ギデオン=オーフニールとかいう無力なカスと対比になっているのもポイントが高いと思う。

ほかのエンディングは星の世紀ENDと狂い火の王ENDがあった。

f:id:Glanz020:20220323144112p:plain

ラニはかわいい

星の世紀エンディングは、ラニが好きな人にはいいのかもしれない。

 

f:id:Glanz020:20220323144126p:plain

誰?(メリナらしい)

狂い火の王エンディングは、多分バッドエンド。

ムービーでメリナがブチ切れていたけど、雰囲気が変わりすぎてて最初誰かわからなかった。

でも、黄金律の壊れた世界なら狂い火で燃やしてリセットしたほうががいいのではと思った。

 

 

2.まとめ

最後に、エルデンリングの感想をまとめる。

僕はここまでいろいろエルデンリングの不満点を挙げてきたけど、結局クリアした率直な感想としては、それなりに面白かったと思う。

ただ、メタスコア97点で期待していた分、少しハードルを上げすぎた感じはある。

エルデンリングはフロム初のオープンワールドのゲームとしての、実験作的な意味合いもあったのかもしれない。

僕はエルデンリングをプレイする前は、DarksoulsとSkyrimの融合したゲームみたいなものを期待していたけど、実際にプレイしてみると以外にもオープンワールドにしただけのDarksoulsだった。(むしろ名称はダークソウル4にしたほうがいいのかもしれない。)

Skyrimのような世界への没入感をあまり感じられなかった。

これは多分エルデンリングのNPCが、ソウルシリーズから特に変化せずに、ただその場で立っているだけだからだと思う。

SkyrimNPCのように、自由に動き回って各自の仕事をするようになって、それぞれのキャラの独立した人生を感じられるようになれば、もっと世界の広がりが増すのだと思う。

これらの要素はエルデンリング2に期待したい。

(もしかしたらThe Elder Scrolls 6のほうが早く発売されるかもしれない)

 

とりあえず、今作もトロコンできてよかった。

今後はエルデンリングはしばらく放置して、別の積みゲーの消化をする予定だ。

それではまた次回の更新で。